売上アップ、集客のチラシと印刷デザイン

チラシ印刷デザインを依頼され、見積りを出し、折込チラシやDM,ポスティングなどできるようになる

ランドスケープモードとポートレートモード

ランドスケープモードとポートレートモードについて説明します。


DTPや印刷業界において、印刷用紙やアートボードの向きの呼び方。


ランドスケープモード【landscape mode】とは、風景画の意味で、風景が描かれた絵画などの一般的な向きと方向からそのように呼称される。
長辺が水平方向になり、短辺が垂直方向になる。横置きのこと。



ポートレートモード【portrait mode】とは、肖像画のことで、肖像画が縦長に描かれることが多いことに由来する。
短辺が水平方向になり、長辺が垂直方向になる置き方、配置。

名刺の基本サイズと定番大きさ

名刺の基本サイズと定番大きさ

名刺サイズの基本(定番)といえば55×91mmで、一般的にほとんどの企業やショップカードなどはこのサイズで印刷されることが多いです。

用紙の種類や加工などはまちまちになりますが、国内で名刺の規格サイズとなります。

この55×91mmの名刺のサイズは、4号(東京)/9号(大阪)と関東圏と関西圏ではサイズ呼称がことなります。

名刺用紙の東京4号と大阪9号は同サイズということです。

また、一回り小さなアメリカンサイズといわれるのが欧米英文名刺タイプで51×89mmとなります。


■名刺印刷時の大きさや基本サイズの一部

○4号(9号:大阪):55×91mm = 4号(9号:大阪)

○アメリカンサイズ/欧米:51×89mm = アメリカンサイズ/欧米英文名刺

○2号:45×82mm 

○3号(8号:大阪):49×85mm → 2号3号名刺

○5号:61×100mm(13号:大阪) 

○6号:70×116mm(商店2号:大阪)

○7号:76×121mm = 大型名刺

○小型1号:25×45mm 

○小型2号:30×56mm 

○小型3号:36×65mm

○小型4号(5号:大阪):39×70mm = 小型名刺


また、印刷屋によっては微妙にサイズがことなる場合がある。

格安名刺印刷の用紙の種類と特徴

デジタルデータ、モバイル化が著しく進んでいる現在ですが、
とはいえ、まだまだ紙の名刺を使用することは少なくありません。

将来的には、赤外線通信などによる名刺交換に大きく移行するでしょうが、
もうしばらく時間がかかるかもしれません。


格安での名刺印刷サービスはたくさんありますが、今回は、格安名刺印刷で使用される紙のタイプと、
その特徴についてです。


格安の名刺印刷の主だった業者で標準で使用される紙のタイプと特徴は以下になります。



■マットポスト紙

⇒マット紙(つや消し)の一種。艶消しコート紙、マットコート紙とも呼ばれますが、マット紙は光沢がない白色度が寒色系に近い用紙になります。書き込みもし易い厚みのある紙質のもので、名刺などはもとより、ポストカードやカタログやパンフレットなどでも多く使用されます。

■マットコート紙

⇒マット紙の(艶消し)の一種。つや消しコート紙とも呼ばれており、上質紙をベースにマット系の塗料が塗布された厚手の紙質用紙。ポスターやカタログなどでも採用される用紙ですが、名刺やショップカードでも多く利用されます。

■ケント紙

⇒硬質で表面の凹凸がなめらかな紙。製図やインクを使用した設計図用紙としても適していて、消しゴムなどでこすっても毛羽立ちしにくい。光の影響を受けやすく変色しやすい。

■上質紙

⇒科学パルプが100%使用されていて、コート紙などに比べ価格が安い。他の名刺印刷用紙に比べると平滑度が低く、書類や簡易チラシなどの印刷にも適しています。普通紙や中質紙と比べると、科学パルプの割合が高く、それらの書類印刷用の用紙と比べると、高級感があり、非塗工紙のなかでは白い用紙で、塗工された紙に比べると、紙質も強く、不透明度も高い用紙です。


■ヴァンヌーボ紙

⇒ファインペーパーに近い、印刷再現性の高い、ラフグロス紙。ヴォンヌーボはフランス語の『新しい風』の意味であり、厚さに比べて軽い紙質も特徴である。
印刷再現性の高い用紙で、高級な紙質になります。
ヴァンヌーボ紙には塗工されなどにより種類があり、ヴァンヌーボVGはV=ヴィジュアル・G=グロス。

他、

『ヴァンヌーボ F』
『ヴァンヌーボ V』
『ヴァンヌーボ AR』
『ヴァンヌーボ R』
『ヴァンヌーボ VM』

がある。

チラシや名刺にQRコードを入れる場合

チラシや名刺、本や雑誌などWEBサイトへと誘導するQRコードが使用されることも、以前よりもかなり多くなってきました。


QRコードとはバーコードなどと同じ仕組みで、基本的には2値の違いをもとにしたコードに、情報を埋め込み、専用のコードリーダーを使用して、情報を読み取りる仕組みですね。

QRコードの場合は携帯電話のバーコードリーダーで、文字を入力することなく、WEBサイトや携帯サイトのURLなどを読み込みます。


さて、QRコードの素材ですが、WEBサイトなどにある画像素材をそのまま使用することも可能ですが、画素数の関係上、サイズによっては正常に読み込めない場合もありますので、印刷用のQRコードデータを用意します。



プリント系のサービスサイトでは、このQRコードも印刷用としてサービスで用意してくれるところも多いので、それらを利用するのも手段です。


また、独自に用意する場合は、下記のようなWEBサービスを利用するのもよいでしょう。

■印刷用のQRコードを作る君
http://qr.8-bit.jp/


EPSもしくはPDFデータに出力していくれる無料サービスです。

Tiff配置の入稿データがPDFファイルで点線が出る

入稿用のデータをPDFファイルに出力したところ、PNGファイルの背景透過画像をTiff画像イメージで保存して、Tiff画像を読み込んだ部分に矩形型の点線がでてくる。


印刷する際には問題ないようなので、あまり気にしないようにしていたのですが、やはり気になる。


ネットでも調べて見たけど、解決方法などもなかったので、すこし時間をかけて点線の原因を調べてみたいものです。

特色(スポットカラー/特練色)とは

特色(とくしょく)とは、印刷におけるプロセスカラー、CMYK以外で、単色で作成された色やインキ塗料のこと。


スポットカラーや特練色ともよばれ、パステルカラーや金色や銀色のように、CMYKでの掛け合わせでは作成できない色領域。


フルカラー印刷以外では、1、2色だけの使われ方もするし、メタリックカラーや蛍光色、パステルカラーや鮮明なオレンジなどでも、色彩の鮮やかさを求めなければ、プロセスカラーで表現できる色味もある。


ブラック(K)と別1色の2色刷りの場合も特色という。



特色印刷では、特色インクメーカーの色見本帳、DICやTOYOやPANTONEなどで指定をかける。

ラミネート加工とは

ラミネート加工(ラミネートかこう)とは、パウチ・ラミネーター(Pouch Laminator)ともいい、紙の表面に透明なフィルムを貼りつける加工をいう。



そのほか工業製品などに接着密封する包装の方法全般を意味する。



『ラミネート』『パウチ』『ラミ加工』『パウチ加工』などといろいろな呼び方をするが、携帯電話の液晶パネル部分に保護フィルムを張ることや、新品の工作用アクリル板やアルミ板の表面に保護フィルムが貼られているが、いずれもラミネートによる加工という意味である。


そもそも『ラミネート』というのは、ラミネーターを使用して透明フィルムを紙や工業品などの表面に貼り付けて、製品を保護したり、光沢を持たせ美観をよくしたり、高級感を演出することでも使用される。



印刷物においては、光沢感をもたせ紙面に高級感をだし、かつ水や汚れから印刷物を守る役割も果たす。



『ラミネート』自体は、『圧着ハガキ(DM)』『PP加工』『塩ビ(下敷き)加工』のように、さまざまな使われ方があり、対象や用途に応じて、ラミネート自体が使い分けられています。



ただし、ラミネートフィルムと印刷物を接着剤を塗って張り合わせるため、ラミネートと紙の間の塗装部分が離れると、印刷物とフィルムの間の隙間にゴミなどが入り、破れたり破損したりする場合がある。